交通広告とは、電車内や駅構内に出す広告のことです。よく、通勤やお出かけで駅に行くと見かけますよね。ついつい広告を見てしまうという方も多いのではないでしょうか。自分は電車内や駅構内にある広告は見ないと思う人は下記のランキングをご覧ください。

電車内でしているランキング

1位　スマートフォンを使う

2位　電車内の広告を見る

3位　電車内の映像を見る

4位　寝る

5位　電車内から外の広告、看板を見る

 

引用：Jeki移動者調査2016(ジェイアール東日本企画調べ)

上記のランキングは電車内でやっている行動についてです。

次は、駅構内でやっている行動についてのランキングです。

 

1位　スマートフォンを使う

2位　駅のポスターや看板を見る

3位　屋外看板や街頭ビジョンを見る

4位　駅のトイレを使う

5位　デジタルサイネージ(映像広告のこと)を見る

 

(引用：jeki移動調査2016(ジェイアール東日本企画調べ)

 

2つのランキングでは、広告を見ている人が多いと分かります。交通広告の影響力が強いと理解したうえで、今回は交通広告の種類やデジタルサイネージ、広告料金についてご紹介していきます。

 

交通広告の種類は大きく分けて3つある！

交通広告は大きく分けて3つの種類あります。それぞれの特徴について理解していきましょう。

 

1. 駅メディア

 

駅メディアは駅構内の張り出されている広告のことです。ポスターやサインボードを大きなサイズで張り出せます。駅構内でどこでも広告を出せますので、たとえば、ホームや柱面にもインパクトのある広告を宣伝可能です。また、集中張りという広告方法があります。この集中張りは、エスカレーターや階段横の壁に同じ広告を何枚も張ることにより、注目率をアップさせることが可能です。

 

2. 車両メディア

 

車両メディアは、電車内に張り出されている広告のことです。中づりやまど上に出すタイプ、窓にペタッと貼るステッカータイプの広告があります。電車内という閉鎖的な空間での暇つぶしは限りがあるので、よく広告を目にしてしまうのです。

 

3. デジタルサイネージ

 

デジタルサイネージとは、電車内や駅構内にある映像広告のことです。電車内だとつり革近くの高い位置に、駅構内だと改札までの長い歩道に柱の一面に映像が流されます。

デジタルサイネージのメリットや効果は？

先ほど、デジタルサイネージについての概要をご紹介しました。デジタルサイネージのメリットや効果があります。電車内にあるトレインチャンネルはニュースや天気予報が放映される間に宣伝したい広告を出せるため、とても注目度の高いデジタルサイネージの一種です。


トレインチャンネルの強みはテレビをみるような感覚で見てもらえるので記憶に残りやすいです。しかし音が出ないので、文字とデザインに配慮し、無音でも何の広告なのか分かる映像にしましょう。女性専用車両に女性向けの広告を出す戦略もあり、化粧品を宣伝する企業も多いです。

 

駅構内にあるJ・ADビジョンは柱の一面に映像が流せるデジタルサイネージのことです。効果としては、毎朝、夕方に通勤通学する人に何度も広告を見てもらえる点です。また、エリアによって消費者に突き刺さる広告を出せば効果が倍増します。たとえば、駅に近い飲食店は北に100mすぐ！というフレーズを付け加えるなどです。デジタルサイネージは画像ではなく動画で訴求できるのが大きなポイントです。

 

交通広告を出すために必要な料金例

交通広告の料金は種類によって異なっています。交通広告の料金プランはとてもたくさんあってどれを選ぶべきか迷ってしまうかもしれません。今回は抜粋して駅メディアと車両メディア、デジタルサイネージの3種類の広告料金の一例をご紹介します。

 

駅メディア

SP広告

 

商品名：駅ジャック

掲出駅：渋谷駅

掲出期間：7日

広告料金：25,000,000円(税別)

 

集中貼

 

掲出駅：新宿駅

サイズ：BO(縦1,030mm 横1,456mm)

掲出期間：7日

掲出枚数：50枚

広告料金：5,200,000円(税別)

 

車両メディア

中づりポスター

掲出期間：7日

掲載場所：首都圏全線

持込枚数：10,480枚

ワイドサイズの広告料金：16,000,000円(税別)

 

ドアガラスステッカー

掲出期間：1か月(4・5・6・7・9・10・11・12・3月の間のみ)

持込枚数：10,400枚

広告料金；7,800,000円(税別)

デジタルサイネージ

J・ADビジョン ステーションネットワーク

 

商品名：池袋駅中央通路

掲出駅：池袋駅

柱数：6本

面数：18個

放映時間：15秒

広告料金640,000円(税別)

まとめ

交通広告は大きく分けて駅メディア、車両メディア、デジタルサイネージの3種類があると理解しておきましょう。それぞれ違った特徴があり、選び方次第で効果も変わってきます。もし、宣伝したい内容と広告の出し方の組み合わせが思いつかないなら、広告代理店に相談してもいかがでしょうか。